イタリア映画祭2002 [イタリア旅行]
FESTIVAL DEL CINEMA ITALIANO 2002 TOKYO
会期:2002年5月2日〜6日、場所:東京・有楽町朝日ホール
昨年度の「イタリア映画祭2001」に引き続き、2回目の開催となる「イタリア映画祭2002」。サブタイトルに「イタリア旅行」とあるように、今回の目玉作品はイタリア系アメリカ人であるマーチン・スコセッシ監督の4時間にわたる長編作品『私のイタリア旅行』の日本公開を記念してのこと。この作品は昨年度のカンヌ国際映画祭で招待作品として上映されたものでもあり、見た人の感想を読む限りではすごく良いらしい。でも残念ながら、わたしはスケジュールの調整がつかなくて見ることができなかった。仕方ない、日本での一般公開にかすかな期待をよせて、じっとおとなしく待っていることにしよう。
映画の感想に入るまえに、ちょっと会場の様子をひとこと。
場所は東京「有楽町朝日ホール」銀座マリオン11階。銀座という場所柄もあってか、この映画祭に来ていた人たちはなぜかおばさま系が多い。どちらかというとシャンテシネ系おばさまとでもいおうか。水曜の「日比谷シャンテシネ」に必ず群れて出没するあの人たち・・・。暇だから来ているのか、映画が好きだから来ているのか、はたまたお食事を目的に来ているのか、わからない人たち・・・(笑)。
そういうわたしも最近は水曜日をねらって「日比谷シャンテシネ」に通っているから、もしかして、わたし、彼女たちの予備軍?

そしてまた、「映画祭」と名のつく場所に必ず現われる面々。
一度も言葉を交わしたことはないけれど、もうすっかり顔なじみになってしまって、わたしとしては野良猫のギャザリングを思い出す。細い十字路や路地裏のちょっとした空間などに、3〜5匹のねこが、一定の間隔をおいてポジっているのを見たことはないだろうか。あれは「ねこのギャザリング」といって、お互いの存在の有無を確かめ合っているのだ。彼らはみんな顔見知りで、しばらく見なかったトラが戻ってきたな、とか、あの老猫はやっと死んだか、とか、今度あいつをぜったいモノにしてやる、とか思っているに違いない・・・とわたしは踏んでいる。

そして、そんな感じで映画祭会場に集まるシネフィルたちのあの顔この顔。あら、またあの「おやじ3人組」だわ「紙袋おやじ」だわ、などと、こんなこと目ざとくチェックしているのはわたしだけかもしれない。それを証拠に彼らはわたしを認めた風ではないし・・・わたしだけの片思いかも・・・それもちょっと寂しい。


[5月2日/4日] [5月5日/6日] [作品名]

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